1988年にイタリアで実施された研究から、先の六種のオキシインドールアルカロイドだけでなく、つぎのような成分が含まれているのがわかりました。まず、「キノビック酸グルコシド」ですが、これにはとくに強い抗ウイルス作用があります。
「トリテルペン」には、抗酸化作用、抗腫瘍作用、抗潰瘍作用、抗炎症作用、抗アレルギ-作用があり、免疫細胞の一種であるキラーT細胞の数を増加させる作用もあります。
「ポリフェノール」と「プロアントシアニジン」は、もっとも強い抗酸化作用をもつ生体フラボン類の仲問です。ポリフェノールについては、最近の赤ワインブームやココアブームでご存じの方も多いことでしょう。また、プロアントシアニジンには、ビタミンEの50倍以上、ビタミンCの20倍以上のフリーラジカル消去作用があり、さらにビタミンCの吸収を高めること、また、抗アレルギー、抗腫瘍、抗炎症作用をもつとともに、低血圧にも効果があるといわれています。
また、「植物ステロール」はコレステロールのレベルを制御する作用や抗炎症作用があり、ホルモンをつくりだす前駆物質としても知られています。疲労回復効果、持続力増強、スタミナを向上させる働きもあります。
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