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リウマチとキャッツクロー

リウマチとキャッツクローについて説明しています

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リウマチと薬

病気が治リ、もとの健康な状態に戻った状態を全快、完治、治癒などといいます
対して、医療ではよく「寛解」という表現を用います。寛解は病気の症状が消失して、検査をしても健常者と同じ数値になることをいいます。寛解しても治療を止めると、また症状が出てくることがあり、医学では全快とは区別して使います。要するに治療によって病気をコントロールできた状態が寛解です。
関節リウマチは古くから存在を知られ、治療もまた長い歴史を経ていますが、寛解は夢のまた夢でした。最初に治療薬として登場したのは柳です。古代エジプトのパピルスの文書に、特定の柳の皮を煎じて飲むと痛みが止まるという記述があります。リウマチの命名者ヒポクラテスは、この柳の薬を実際に関節リウマチの鎮痛に用いたようです。ローマ時代にも、柳の樹皮を煎じて飲むのが有効とされ、ヨーロッパでは近代に至るまで西洋白柳から作った薬が関節リウマチに処方されていました。現代医学の発祥の地としては、柳の皮ではいささか心もとないと思うのは早計です。
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