キャッツクローはリウマチや変形性関節症による関節の痛みだけでなく、腰痛や神経痛、偏頭痛などの痛みに対しても優れた鎮痛効果を発揮します。
1996年、ペルー共和国大使館およびペルー企業の要請によって「キャッツクローの腰痛、神経痛に対する有用性及び安全性の評価」の臨床試験が、梶本修身(総合医科学研究所)らによって行われた。その結果は『安心』(97年3月号、マキノ出版)誌上で発表された。
試験対象となっだのは、腰痛または神経痛をもつ男性14名、女性6名の合計20名で、年齢の平均は51・5歳である。
変形性脊椎症7名、リウマチ性関節炎3名、脊椎分離症1名、椎間板ヘルニアー名、座骨神経痛6名、脳梗塞後の半身不全麻痺による上腕神経痛1名、その他原因不詳による慢性腰痛症5名だった。
試験は二重盲験法によって行われた。外見は本物のキャッツクローと同様の偽薬(プラセボ)を用意して、被験者と医師の両方に試験品がキャッツクローなのがプラセボなのか知らせずに投与された。
この試験結果からわかることは
9項目の痛みに対して、「叩打痛」を除く8項目で
キャッツクローの効果が明らかになったことである。プラセボよりも、キャッツクローのほうが鎮痛効果、痛みの減改善が明らかに高かったのである。キャツツクロウの最終効果として、著明改善(明らかに改善した)および改善は全体の75%を占めたと評価されている。
また、この試験でとくに顕著だったのがキャッツクローの鎮痛効果の即効性である。慢性の腰痛や神経痛が、キャツツクロウの投与4~6週間で改善されたケースが多かったのだ。1ヵ月程度の服用で慢性的な痛みが軽減されたり、消滅した場合には、明らかに即効性があるといっていいだろう。
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