リウマチ薬もさまざまな副作用をともないます。なかには重い副作用もあるので、いかに対処するかは重要な問題です。
薬の副作用は「防ぐ」ではなく「対処する」と考えるほうが現実的です。そのために気をつけたいこととしては、医師に指示された服用法を厳守し、勝手に中止したり、増量したりしないことです。
そして、重い副作用を早く発見するために、体重や血圧、血糖、コレステロールなどのリウマチの定期検査は、面倒くさがらずに必ず受けるようにしましよう。薬の副作用は、このリウマチの定期検査によってほぼチェックできます。
なかには副作用が心配になって、医師に相談することもなく、勝手に使用量を減らしてしまう患者さんもいるようですが、これはとても危険なことです。薬剤治療をやめたい場合には、必ず医師に相談してからでなくてはなりません。
また、もうひとつよくあるのは、薬の飲み忘れです。万一、服用を忘れてしまった場合も、医師に報告するようにしましょう。医師はしっかりと薬を飲んでいることを前提に
リウマチの検査や診察をしているので、飲み忘れを報告しなければ、薬の効果がないと判断し、処方を変えることにもつながりかねません。
PR