16歳未満の子どもに発症する原因不明の慢性関節炎があります。関節リウマチとは区別され、「若年性突発性関節炎」と呼ばれます。関節炎に加えて、発熱と発疹を繰り返す「全身型」と、関節炎が主な症状である「関節型」の2つがあります。
年間の発症率は、10万人に1人という珍しい病気ですが、最初の発症のピークが、3歳という乳幼児のため、注意が必要です。関節
リウマチと同様、早期に適切な治療を受けないと、関節破壊が進行してしまいます。基本的に、治療は関節リウマチと同じく、薬物治療が中心となります。
若年性突発性関節炎の疑いがある場合は、一刻も早くリウマチ専門医の診断を受けましょう。
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